5/27(土)関宿nanoホール様にて、若き日の天才ヴァイオリン奏者メニューインによるパガニーニ作「ラ・カンパネラ」を鑑賞しました♪

蓄音機クラシック


ラ・カンパネラ(ニコロ・パガニーニ作曲の「ヴァイオリン協奏曲第2番 最終楽章」より)
ヴァイオリン:ユーディ・メニューイン(1916-1999) ピアノ:フーベルト・ギーゼン(1898ー1980) 録音年:1930年12月11日、ロンドンにて

今年から毎月、三重県亀山市の関宿nanoホール様にて蓄音機の王様と呼ばれる「クレデンザ」での定期鑑賞会をさせて頂いています。

5月開催の今回は、若き日の天才ヴァイオリン奏者ユーディ•メニューインによるパガニーニ作「ラ・カンパネラ」を鑑賞しました。
幼い頃から演奏界の神童として活躍したユーディ・メニューインは、20世紀を代表する偉大なヴァイオリニストの一人です。
彼は技術的に優れただけでなく、感情的な表現力にも溢れていました。 その中でも注目される作品の一つが、パガニーニの「ラ・カンパネラ」です。

「ラ・カンパネラ」は、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番の最終楽章として生まれました。 この楽章は非常に難しく、華麗なテクニックを要求することで知られています。 メロディは鐘の響きを模倣し、高速かつ華やかなパッセージと鮮やかなアルペジオが特徴です。

今回の1930年録音、当時14才のメニューインによる「ラ・カンパネラ」の演奏では、速いパッセージとアクロバティックなアルペジオが劇的に展開されます。

この演奏は、彼の芸術的な才能と優れたテクニックの融合を示す見事な例です。
彼はパガニーニの難曲に挑戦し、それを個性的な解釈で鮮やかに表現しました。
彼は驚異的な指の軽さと正確さを持ちながら、楽曲の情感的な側面に焦点を当て、豊かなストーリーテリングを展開しました。 その音楽は聴衆の心を捉え、深い感動を与えました。
彼の演奏は、単なる技術的な表現を超えて、音楽の魂を伝える力がありました。
そのため、彼の「ラ・カンパネラ」は、今日でも多くの音楽愛好家に感動を与え続けています。


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実際の蓄音機の音色は空気振動による、全身で浴びるような“芸術体験”がありますので、もし聴く機会がありましたら体験してみてくださいませ。
次回、関宿nanoホール様にて、公開鑑賞会を2023年6月11日(日)14時からを予定しています。
場所: https://goo.gl/maps/YniGuQSatQvPNR2m7
最新情報: https://posts.gle/bqS3PV2J7QYv9GjU6

【演奏予定楽曲】 オペラ歌手マリア・カラスの1949年イタリア・トリノでの初録音盤と、お客様がお持ちのSPレコードライブラリを試聴予定です。
(変更がありましたらこちらで随時更新します)

もし来訪されましたらどなたでも聴くことはもちろん録音録画もOKです。
レコード演奏中だけ、可能な範囲で Please Keep Quiet でお願いいたします。
展示保管へご協力いただいております関宿nanoホールオーナー様、明治屋オーナー様、 家城公民館様はじめ南家城の皆様に心から感謝いたします。
収録場所:三重県亀山市 関宿nanoホール
https://goo.gl/maps/YniGuQSatQvPNR2m7  収録日:2023年5月27日(晴れ)

明治屋
https://goo.gl/maps/iUEUeDTFMrgjwfcE9

家城公民館(三重県津市白山町南家城)
https://goo.gl/maps/bExRtiM8koELEa2z7

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